うなぎ・あなご

鰻 やっ古

鰻 やっ古  鰻 やっ古

国産鰻高騰のニュースをあまりに耳にするので
こりゃ今のうちに浅草の鰻屋レビューを急がねばと「鰻 やっ古(やっこ)」へ。
行動の原動力はいつも貧乏性からくる強迫観念なワタシです(笑)

このやっ古は創業200年の超老舗の鰻屋さんです。
鰻の蒲焼の発祥がちょうどこの時代の江戸かららしく、もしかするとここが元祖の可能性もあるとか。
当時「奴鰻」という店名だったころは、ジョン万次郎や勝海舟といった著名人も訪れた記録があるそうです。
1850年頃に発行された「江戸前大蒲焼番付」では旨い鰻の筆頭と書かれていたり、
昔から人気のある鰻屋さんだったようですね。

ただこのお店、現在は休日でも行列などはほとんどできません。
これは人気がなくなったというよりは、営業時間が幅広く、店内の席数がかなり多いためでしょう。
店内に入ればどんな時間帯もそれなりにお客が入っています。

さてさて今回訪れたのは14時頃。
ドアを開けると上品な着物の店員さんが丁寧に席まで案内してくれます。
お店の内装は超綺麗でエレガント。
1階は4人掛けのテーブルが10つ程度、2Fや3Fは座敷の個室になっているみたいです。
時間と天候の悪さもあって席の埋まり具合は2割程度でした。
高いメシ食べるときはこれぐらいが落ち着けていいや。

・うな重 椿    2,500円
・うな重 梅    3,150円
・うな重 桜    4,100円
・うな重 桐    6,100円
・うな重定食 椿   3,400円
・うな重定食 梅   4,050円
・うな重定食 桜   5,000円
・うな重定食 桐   7,000円
・ランチうな重   2,300円

ほかに会席料理もありましたが、うな重のラインナップは大体こんな感じ。
椿、梅、桜の順に「鰻の質」がグレードアップ、桐は桜の鰻が2本になるそうです。
うな重には肝吸いとお新香、うな重定食には肝吸いと特製奈良漬とデザートが付きます。
ランチうな重は、お吸い物と漬物付きになります。

鰻 やっ古  鰻 やっ古

もちろん選択したのは一番安いランチうな重(2,300円)。
このサイトの趣旨的には鰻ってだけでかなり無理してるので、もう当然の選択です(笑)

写真だとわかりづらいですが重箱はちょっと小さいです。
女性はいいかもしれませんが、成人男性にはちょっと物足りない量かと。
あとはお吸い物(肝吸いではない)と、お新香が付いてきます。

お新香に少量ながら奈良漬が混じっていました。
奈良漬はうな重定食にしか付かないみたいなこと書いてあったのでちょっとラッキー。

鰻はかなり柔らかいですね。
身は崩れる寸前まで蒸してから焼いてるらしく、箸を入れると簡単に切り取ることができます。
そのせいで鰻のふっくら感っていうのはほとんどないですが、とにかく口溶けがバツグン。
うん、これはこれでありですね。
「バカモン!ふっくらしてこそ鰻だ!」って人には向かないかもしれませんが。

タレは江戸前伝統の薄口仕上げ。
他所のうな重だとタレが甘すぎてご飯と合わない場合がけっこうありますが、
ここのタレはご飯と相性が良く、たっぷり染み込んでいても美味しく頂けます。

お吸い物と奈良漬はまぁ、普通に美味しい感じ。
あまり特筆することはないかな。
なんか上品な味がするとしか表現できない(苦笑)

ゴチソウサマ。

とにかく口溶けを追求した、かなり柔らかめの鰻でした。
鰻のふっくら感にこだわりなければ十分に楽しめる鰻かと思います。
若干量が少ないですが、まぁ鰻ってそんなにガツガツ腹いっぱい食べるもんでもないしってことで。

あと高級会席みたいな雰囲気の店内なので非常に居心地がいいです。
接客も徹底して磨かれていますし、接待でも観光に来た家族連れでも良い気分で食事できるのでは。
長い行列に並ぶ必要がある色川や、予約が必要な初小川に比べると使い易いですしね。
ランチタイムが16時までと長く設定されているのも魅力的です。

ビバ☆やっ古。

鰻 やっ古
<鰻 やっ古>
東京都台東区浅草1-10-2 TEL:03-3841-9886
営業時間:11時~21時 毎週水曜定休日

うなぎ 色川

うなぎ 色川  うなぎ 色川

普段は低予算グルメばっかり攻めているこのサイトですが、
今日はいっちょふんぱつして鰻を食べにいきました。
訪れたのは「うなぎ 色川」です。

浅草で鰻といえば、初小川かこの色川かと言われるほどの有名店です。
観光地からは少し離れた路地にあるにも関わらず、毎日行列ができる人気ぶり。
昔からテレビに取り上げられることが多かったお店だったんですが、
スカイツリーによる浅草観光客の増加に伴い、さらに押し寄せる人の波は増大しています。

前々から行こう行こうと思っていたんですが、
行列に並ぶのはちょっとなぁって部分があってずっと先延ばしにしていました。
しかしこれからさらに加熱するであろうスカイツリー人気と、近年の鰻単価の高騰。
これはそろそろ来店しておかねばなるまいと思い、
行列がちょっとでも少なそうなこの悪天候の日を狙って攻め込んできました。

お昼の開店10分前に行ってきました。
いつもはこの時間なら20人近く並んでいるものなんですが、
この冷たい雨風が手伝ってか今日の開店前行列は5人だけ。
すんなりと第一陣でお店の中に入ることができました。

店内は古い個人経営の居酒屋みたいな間取りです。
チラッと見えたトイレは木造引き戸でいまどき珍しい和式。
浅草にはレトロな建物がいっぱいありますが、その中でもこの色川は群を抜いていますね。
席はカウンター席5つ、4人掛けテーブル2つ、奥に座敷席が3つだけ。
テーブルも通路も非常に狭いのでちょっと身を狭くして座る感じでした。

その中で猫バスっぽい顔をした女将さんがテキパキとお客を案内。
タメ口でぶっきらぼうな感じなんで、人によっては気分を害するかもしれません。
ネットのレビュー見ても、この接客が受け付けなくて低評価つけてる記事が多かったです。
浅草に長く住んでる自分にとっては「ああ、ここはこんな感じなんだな」って流せる程度なんですが。

あと鰻焼き担当の親父さんもかなり個性的だそうで。
典型的な江戸っ子気風でテレビの取材なんかでも独特の威勢の良さを見せています。
今日は忙しかったのか、残念ながらその饒舌なしゃべりが展開されることはありませんでしたが。
もうちょっと近い席だったら話かけてみようとは思ったんですけどね。

・うな重(大)   2,500円
・うな重(小)   2,000円
・蒲焼き      2,000円~(時価)
・白焼き      2,000円~(時価)
・肝焼き       500円
・焼鳥        400円

メニューは以上のとおりで非常にシンプル。
少し前まではうな重メニューは1,600円から3サイズあったんですが、
鰻の高騰により改定して現在のようになったとのこと。
値上がり前に食おうと思って来たのに一足遅かった(つД`)・゚・

うなぎ 色川  うなぎ 色川

うな重(小)2,000円を注文しました。
お吸い物と漬物付き。

注文を受けてから、あらかじめ一度火を入れた鰻をもう一度炙るだけなので、
提供されるまでの時間はかなり短いです。
5人の先客の注文が優先して運ばれていたにも関わらず、それでも自分のうな重は5分足らずで来ました。
二度焼きなんて鰻じゃねぇって人にとっては微妙かもしれませんが。

鰻はちょっと小ぶりですが、やはり美味しいです。
炙られて焦げがついた部分のカリカリした食感と、身のホクホクした柔らかい食感が非常にいい感じ。
タレは甘めですがそこまで濃くはなく、かかっている量も控えめなので
いい意味での鰻臭さを感じることができる良いうな重かと。

お吸い物は残念ながら肝吸いではなく、具は三つ葉ととろろ昆布です。
まぁ、この値段だしそれは贅沢言い過ぎか。

ゴチソウサマ。

小サイズというのもあって成人男性としてはちょっと量がもの足りないかもしれませんが、
2,000円のうな重のレベルとしては十分過ぎるぐらいではないでしょうか。

ただ注意しておきたいのは、あくまで鰻を楽しみにくるお店だってことですかね。
お店は常に混雑していて、狭い店内を無愛想な店員さんが飛び回っています。
落ち着いてくつろぐような空間とはちょっと程遠いんですよね。
実際お客さんも黙々と食べてすぐに立ち去っていく、回転の早い人気ラーメン屋って感じだし。
観光客が楽しいランチタイムを期待して行列に並んでまで訪れるお店とはちょっと違う気がします。
接客もちょっとアレですしね。

なにはともあれ浅草で1、2を争う人気鰻店。
純粋に鰻の味を楽しみたい方は一度ご来店アレー。

うなぎ 色川
<うなぎ 色川>
東京都台東区雷門2-6-11 TEL:03-3844-1187
営業時間:11時半~13時半、17時~(品切れ次第終了) 日曜・祝日定休日

あなご料理 九州大分料理 あな太朗

あなご料理 九州大分料理 あな太朗  あなご料理 九州大分料理 あな太朗

今日はまたまた国際通りのほうを攻めてみました。
訪れたのは「あなご料理 九州大分料理 あな太朗」です。

お店の場所は国際通りからROX正面の細い道を西に入って30メートルぐらいのところ。
来集軒と同じ通りで、来集軒よりは少し手前になります。
両サイドにラブホテルがあってちょっと歩きづらい小さな路地(笑)

あなご料理 九州大分料理 あな太朗

ランチタイムのメインの料理はあな丼。
ほかには九州産の地鶏を使った鶏天丼やチキンカツ定食、チキン南蛮定食を扱っていました。
あな丼が900円でほかはみな750円なのでなかなかリーズナブルですね。
観光地で売ってるあなご飯のイメージが強いので1,500円ぐらいしそうに思っちゃいますが。
ありがたやありがたや。

店内は老舗のお寿司屋さんって感じの間取りでした。
調べたところ元々はやはりお寿司屋さんで、それをそのまま使っているんだそうで。

カウンター席が6、7席、あとは4人掛けの座敷席が3つありました。
一人でも大人数でも利用しやすいですね。

あなご料理 九州大分料理 あな太朗  あなご料理 九州大分料理 あな太朗

注文したのはもちろんあな丼(950円)。
地鶏料理もおいしそうでしたが、なんせ店名が「あな太朗」です。
ここはあなごを食べずにはいられまい!

あな丼は写真ではかなり大きな器に見えますが、ご飯の量は比較的浅いので、まぁ普通サイズぐらいです。
あとは味噌汁、生野菜サラダ、たくわん、山くらげが付いてきました。

あなごウマー。 (´∀`*)ノ

ものすごく身が柔らかくて、口の中に含むととろけるようになくなります。
味もたっぷりと甘いタレが染み込んでいて濃厚な味なのに全然しつこくなくてグッド。
これ食べると回転寿司とかのあなごっていったいどこの代替魚なんだとか思っちゃいますね。

味噌汁、生野菜サラダ、たくわんはまぁ特筆するものはなし。
フツーに美味しいです。

あと山くらげが意外にダークホースで美味しかったです。
山くらげってゼンマイとかの山菜の仲間だと思っていたら、実はレタスの仲間なんですね。
どおりでサッパリした口ざわりなわけだぁ。
自分のお気に入り野菜にチェックだな。

ゴチソウサマ。

あなご、素直に美味しかったです。
このぶんだと地鶏料理のほうも期待していいのかも。

惜しいのはお店の立地ですね。
さすがに観光客はこの路地には絶対に入ってこないしなぁ。
来集軒目当てで訪れたお客をいかにうまく流し込むかってトコでしょうか。

浅草であなご食べたい!ってときには候補のひとつにこの「あな太朗」をドーゾー。

あなご料理 九州大分料理 あな太朗
<あなご料理 九州大分料理 あな太朗>
東京都台東区西浅草2-26-1 坂田ビル TEL:03-5828-3132
営業時間:11時~14時半、17時~23時 毎週火曜定休日