12月17日~19日 羽子板市

羽子板市はもともと浅草境内で年末に行われていた「歳の市」が元になっています。
正月用品や他の縁起物を扱う市だったのですが、年々定番商品として羽子板が定着してきました。
そのため昭和25年頃からこの市は「羽子板市」と呼ばれるようになり、
いろんな商店が羽子板をメインとして出展する現在の市になったのです。

羽子板には魔除け、厄除けの意味が込められています。
昔は年の瀬に子供が生まれた家庭に対して羽子板を送って健康や幸せを願う習慣がありました。
羽子板はトンボに見立てられることがあり「病気を運ぶ蚊を寄せないように」という意味があります。
また、羽子板で叩く羽根玉の玉部分は「無患子(むくろじ)」と呼ばれていて、
これにも子供が病気を患わないようにという願いがかけられています。

ここに掲載している写真は2010年12月17日の午前中の様子です。
平日の朝というのもあってお客さんの数はそこまでではありませんでしたが、
皆立ち止まって羽子板を見ているので、狭い場所では人の流れはスムーズではありません。
おそらく土日は相当の混雑になっているでしょう。
時間に余裕を持ってゆっくり見るつもりで訪れましょう。

2010年は35を超える店舗が出展していますので、その羽子板も多種多様です。
サイズもデザインも本当に様々で、羽子板からそのまま飛び出てくるんじゃないかというぐらいの迫力のものもあります。
まぁ、もちろん立派なものほどお値段のほうも立派になってくるんですが。

中には変り種でこんなものも。

キティちゃんや今年ブレイクしたゲゲゲの鬼太郎の羽子板。
笑点メンバーなんていうのもユニークでいいですね。

あとは似顔絵を書いてくれる羽子板なんていうのも。
その場で顔を見て本人そっくりに仕上げてくれるというものです。
写真を持っていけばその人の顔でも書いてくれるようですね。

ちなみに去年の羽子板は浅草寺本堂内で引き取って供養してくれます。
縁起物ですので間違っても可燃ゴミとして出さないように。
いままで守ってくれてありがとうの想いを込めて供養をお願いしましょう。

12月のその他の祭り・年中行事

17~19日 羽子板市 浅草寺境内
中旬 台東第九公演 東京藝術大学奏楽堂
中旬 花川戸はきだおれ市 花川戸公園
31日 除夜の鐘 寛永寺、浅草寺など