かの池波正太郎、手塚治虫、山下清も通ったという喫茶店。
今日は浅草の有名店「アンヂェラス」へ行ってきました。
オレンジ通り沿いに昔ながらのレトロな雰囲気を残しながら佇むお店。
いかにも浅草って感じの味のあるお店です。
店頭にディスプレイされたパフェやクリームソーダが情緒を誘います。
せっかく有名店に訪れているので、
名物であるアンヂェラス(320円)とダッチコーヒー(600円)を注文。
アンヂェラスはチョコとホワイトの2種類があります。
接客してくれたお姉さんは和風美人だったけど、なんか病弱そうだった(汗)
美人薄命を地でいくような感じ(失礼ですねゴメンナサイ)。
さーて、実食。
アンヂェラスはバタークリームのロールケーキをそれぞれチョコレートでコーティングしたものです。
ホワイトのほうはブルボンの「バームロール」をグレードアップしたような味がします。
バタークリームの懐かしい味がコーヒーにいい具合にマッチング。
チョコレートのほうはロールケーキのクリーム部分のお酒が強めです。
個人的にはこっちのほうが好みだなぁ。
誰かに手土産にするにはお手頃な洋菓子かと。
ダッチコーヒーとは水出しコーヒーのことで、
まぁ、早い話がお湯ではなく水で長い時間をかけて抽出したコーヒーのことを言います。
こちらのほうが通常より豆のクセを抑えて抽出できるらしく、
元々はアクの強い種のコーヒー豆に対して行われていた手法だとか。
たしかにこのコーヒーからは酸味とかは全然感じません。
純粋にコーヒーの苦味だけで勝負してる印象。
洋菓子との相性を考えるならこのコーヒーの方が適してる気がします。
酸味も楽しみたいって人もいると思うので好みは分かれるかもしれませんが。
自分はこれ大好きです。
浅草にお越しの際には是非是非ブラリとどうぞ。
ここで池波正太郎を始めとする著名な作家さんたちがアンヂェラスを突付きながら
各々想いに耽っていたんだろうなぁって想像しながら飲むコーヒーは美味しいですよ。
<アンヂェラス>
東京都台東区浅草1-17-6 TEL:03-3841-9761
営業時間:10時~21時 年中無休